風の歌を聴け– tag –
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「風の歌を聴け」考察⑥・鼠はなぜ「嘘だと言ってくれないか」と言ったか
初めて二人の意見がはっきりと対立するシーンがあります。鼠が「嘘だと言ってくれないか」と言うシーンです。 -
「風の歌を聴け」考察⑤・縮まらない距離
噛み合わない会話はこの小説を特徴づけるものの一つです。鼠とのやり取りもそうですし、「嘘つき!」で終わる「仏文科の女の子」とのやり取りもそうです。 -
「風の歌を聴け」考察④・「僕」が観た夢の意味
「風の歌を聴け」には27章に「僕」の観た夢が記述されています。 -
「風の歌を聴け」考察③・『小指のない女の子の元カレは鼠だった』説について
ちょっと衝撃的なので、前回の記事には書かなかったのですが、小指のない女の子の元カレは鼠だったという説があります。 -
「風の歌を聴け」考察②・なぜ「僕」は小指のない女の子の部屋に泊まったのか
「僕」と「小指のない女の子」との関係は、彼女がジェイズ・バーの洗面所に倒れていたのを「僕」が介抱するところから始まります。 -
「風の歌を聴け」考察①・「僕」がついた唯一の嘘とは
34章には「仏文科の女の子」に「僕」が「嘘つき!」と言われるシーンがあります。 -
村上春樹「風の歌を聴け」考察
村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」は、一読しただけでは、なんのストーリーも読み取れないような、まとまりのない小説です。実際、この小説のあらすじを教えて欲しいと言われて、すぐにそれに応えられる人はほとんどいないのではないでしょうか。
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